展覧会
谷内六郎展
谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展
谷内六郎にみる“雪月花”
2021年12月18日 (土) 〜 2022年4月3日 (日)
休館日 12月29日(水)~1月3日(月) 1月11日(火)、2月7日(月)、3月7日(月)
谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人がこの世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。
今回は、「谷内六郎にみる“雪月花”」と題し、作品を「雪」・「月」・「花」のテーマに分けてご覧いただきます。 「雪月花」とは、日本の自然美の代表である「冬の雪」、「秋の月」、「春の花」を指すとともに、移り変わる日本の四季の美しさそのものを表す言葉としても用いられています。 『週刊新潮』表紙絵には、季節を意識したものが数多く描かれており、谷内が季節に心を寄せながら描いていることがわかります。 しかし、谷内は名所絵的な日本の四季の美しさを描くのではなく、あくまでも実生活に根差し、季節を享受しながら暮らす人々を、独自の視点とユーモアを持って描いています。 屋内にいる時間が増えたこともあり、薄れつつある季節に対する感性を谷内の作品を通して今一度思い出してみてはいかがでしょうか。

《初雪は北風の赤ちゃん》
1962(昭和37)年
12月24日号
12月24日号
基本情報
期間 | 2021年12月18日(土)~2022年4月3日(日) → 開館時間についてはスケジュールをご覧下さい |
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無料観覧日 | 2月13日(日) |
休館日 | 12月29日(水)~1月3日(月)、1月11日(火)、 2月7日(月)、3月7日(月) |
観覧料(税込) | 一般380円、学生・65歳以上280円 *所蔵品展も観覧できます。 *高校生以下無料 *団体料金など詳細は利用案内の「観覧料」をご覧ください *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料 |

《雪夜の虹》
1974(昭和49)年
1月24日号
1月24日号

《月夜の蚊帳》1974(昭和49)年
8月29日号
8月29日号

《リボンについてくる蝶》
1974(昭和49)年
4月4日号
© Michiko Taniuchi
4月4日号
© Michiko Taniuchi