所蔵品

収集方針

横須賀市の美術品収集が始められたのは、1985(昭和60)年のことです。その後、1996(平成8)年に朝井閑右衛門の作品が一括して市に寄贈され、そのことがきっかけで、美術館建設が具体化することとなりました。さらに1998(平成10)年には、谷内六郎夫人・達子氏から週刊新潮表紙絵が多数寄贈されました。

1999(平成11)年には、美術館基本計画策定委員会によって美術作品の収集対象が、近現代の絵画、版画、彫刻とされ、以下の基準によって収集を進めました。

  • 横須賀・三浦半島にゆかりのある(出身、居住、在住等)作家の作品
  • 横須賀・三浦半島を題材とした作品
  • 「海」を描いた作品
  • 日本の近現代美術を概観できる作品

その後、市制施行100周年記念事業の一環として、2007(平成19)年4月28日、横須賀美術館が開館しました。絵画、彫刻を中心に、約5000点の日本の近現代美術の作品を所蔵しています。