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展覧会関連
ワークショップ

「中川久・藤田修展」関連ワークショップ
頭の中に光をともそう

2005年3月5日(土)

横須賀市文化会館 1階展示室

誰の頭の中にも「テレビジョン」があります。誰でもイメージすることができるということです。大昔の闇と光を体験し、頭の中に浮かんだイメージを大壁面に描いてみます。講師は、「中川久・藤田修展ー刻印された光と記憶ー」出品作家の中川久さん。ワークショップ後には、作家と一緒に展覧会を鑑賞しました。


画家としての創作を続ける一方で、30年近く子どもたちの造形指導にあたってきた中川さんが考えた高学年向けのアートプログラム。「原始の人たちはなぜ絵を描いたんだろう?」そんな疑問をキーワードにワークショップが展開されました。

部屋は真っ暗。手探りで座ります。水の音、風の音、鼓動、さまざまな自然の音が聞こえます。次第に感覚がとぎすまされていきます。
暗闇にろうそくが灯り、洞窟のように凸凹した壁面が照らし出されました。光と影のせいで凸凹が生き物のように見えます。
アルタミラや日本の古墳壁画、中川さんの作品の画像が壁に映し出されました。
「なぜ原始の人たちは真っ暗な洞窟の中で絵を描いたんだろう?」静かに目を閉じて、頭の中に浮かんでくるイメージを追う。
凸凹の壁面に、それぞれが見出したイメージを描いてみます。筆やスポンジに思い思いの色をつけて、壁に向き合います。
本当に洞窟の中にいるかのよう。お話も小さな声で。それぞれ自分の世界に集中し、時間を忘れて描き続けます。
少し壁から離れて、光と影の中にどんな形を見つけられるか、浮かび上がってくる形を探してみます。
エネルギーあふれるダイナミックな壁画が出来上がりました。原始の人たちの気持ちがわかった気がしました。
中川さんと一緒に展覧会の会場へ。床に座って作品の見方の話、作品の中にあるさまざまな形を探して、言葉にしてみます。
中川さんの作品は、見る位置によって変わります。青い絵だと思って近づくと、ある所でさまざまな色と形が目に飛び込んできます。
中川「津波や地震、僕もとても怖い。人間の力ではどうすることもできない大きな自然の力の中で僕らは生きている。僕の作品の中には、そんな自然の力に対抗する気持ちも込められているんです」

日時2005年3月5日(土)
13:00~17:00
場所横須賀市文化会館 1階展示室
講師中川久(画家/出品作家)
音響協力中里祐樹(渡部移動企画)
対象小学4年生~中学2年生
定員抽選30名
参加費保険代として50円
主催横須賀市教育委員会美術館開設準備室