展覧会

横須賀市所蔵による
珠玉の日本画展

2002年9月1日 (日) 〜 2002年9月23日 (月)

休館日 水曜日


美術鑑賞、教育、創造、交流など横須賀のアートシーンの拠点として、2007年に観音崎公園に美術館が開館します。横須賀市では、美術館の開館に向けて、作品の収集を始めています。今回の展覧会では、そのコレクションの中から新収蔵作品を中心に日本画の名作 をご紹介します。 日本画は、千数百年続いている日本独自の絵画です。明治以降、西洋式の絵画、洋画に対して日本固有の伝統的な絵画を区別するために、日本画と呼ばれるようになりました。 日本画には、各時代で色々な流派がありました。江戸末期には、大和絵や狩野派、俵屋宗達や尾形光琳の琳派、円山応挙や呉春の円山四条派、池大雅や与謝蕪村など文人たち による南画、浮世絵につながる風俗画などがありました。明治以降の作家たちは、洋画の影響を受けながら、それまでの伝統を見直し、各流派の枠を超えた新しい日本画を生み出していきました。そして、現代の作家たちは、さらに新しい可能性を模索し、多彩な表現活動を展開しています。 今回の展覧会では、竹内栖鳳、横山大観、今村紫紅、前田青邨など明治から昭和前期にかけて、日本画の新時代を築いた近代の作家たちの作品とともに、戦後から現代にいたる作家たちの作品、あわせて20点を展示します。

基本情報

期間2002年9月1日(土)~23日(月)
休館日水曜日
観覧料(税込)無料
会場横須賀市はまゆう会館 展示ギャラリー
主催横須賀市/横須賀市教育委員会