展覧会
開館記念《生きる》展
現代作家9人のリアリティ
2007年4月28日 (土) 〜 2007年7月16日 (月)
休館日 5月7日(月)、6月4日(月)、7月2日(月)
「生きる」というフレーズからは、さまざまな言葉が連想されます。生、再生、増殖、繁茂、生成、あるいは死・・・。本展は、「生きる」にまつわるこのようなイメージを通して現代にふさわしい表現を生み出している、9人の作家の作品により構成されています。時の器としての身体を接写する石内都。線の増殖による手描きアニメーションの石田尚志。異形の生き物を描く岡村桂三郎。人間の生理をユーモア込めて表現する木村太陽。虚無感漂う人間のイメージで現代人の心情を浮かび上がらせる小林孝亘。緻密な線の集積で有機的なイメージを生み出す清水慶武。ナイーブな眼差しの半身像で独自の領域を拓いた舟越桂。生命体を思わせる鉛筆画やオブジェの真島直子。「再生」をテーマにサブカルチャーのイメージを取り入れて制作するヤノベケンジ。 「生きる」ことの意味を取り返す人間的行為という観点から、美術をとらえなおそうとする本展は、横須賀美術館の開館を祝福するとともに、生きることのリアリティが捉えにくくなり、精神の彷徨が深刻となっている今の時代を、改めて問い直すための試みです。
基本情報
期間 | 2007年4月28日(土)~2007年7月16日(月・祝) |
---|---|
休館日 | 5月7日(月)、6月4日(月)、7月2日(月) |
観覧料(税込) | 一般900(720)円、高大生・65歳以上700(560)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。市内在住在学の高校生は無料。 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料。 |
主催 | 横須賀美術館 |
お問い合わせ先 | 〒239-0813横須賀市鴨居4-1 TEL046-845-1211(代表) |
関連イベント
<生きる>展関連アーティストトーク「小林孝亘」
2007年5月13日 (日) 00:00〜
小林孝亘(出品作家)
<生きる>展関連アーティストトーク「木村太陽」
2007年5月19日 (土) 00:00〜
木村太陽(出品作家)
<生きる>展関連講演会「アートと障害―アート・ムーブメントを通じて」
2007年5月27日 (日) 00:00〜
太田好泰(エイブル・アート・ジャパン事務局長)
<生きる>展関連対談「石田尚志×天野一夫」
2007年6月3日 (日) 00:00〜
石田尚志(出品作家)×天野一夫(京都造形芸術大学教授)
<生きる>展関連アーティストトーク「岡村桂三郎」
2007年6月10日 (日) 00:00〜
岡村桂三郎(出品作家)
<生きる>展関連アーティストトーク「石内都」
2007年6月16日 (土) 00:00〜
石内都(出品作家)
<生きる>展関連アーティストトーク「舟越桂」
2007年6月24日 (日) 00:00〜
舟越桂(出品作家)
<生きる>展関連対談「真島直子×市川政憲」
2007年6月30日 (土) 00:00〜
真島直子(出品作家)×市川政憲(茨城県立近代美術館館長)
<生きる>展関連イベント「The Day of TORAYAN」(アーティストトーク&パフォーマンス)
2007年7月14日 (土) 00:00〜
ヤノベケンジ(出品作家)、 MAS(ミュージシャン)、 Pasadena(ミュージシャン)