展覧会
街の記憶 写真と現代美術でたどるヨコスカ
2013年4月27日 (土) 〜 2013年6月30日 (日)
休館日 5月13日(月)、6月3日(月)
軍港として栄えた横須賀は、第二次世界大戦が終わるまで、街の景観の撮影や写生を禁じられてきました。しかし、戦後から現代にかけてこの街は、写真家や美術家にとって重要なモチーフとなります。そこで本展は、15人の写真家、美術家による、戦後以降のヨコスカの街や人をテーマとした、すぐれた写真、現代美術をご紹介いたします。ここには、時代を鋭く切り取った戦後写真史に残る名品群や、美術家たちの実験精神による、写真を用いた現代美術という、写真と美術の交差による豊かな成果も含まれます。これらの作品に加え、戦前の絵ハガキなどの資料をあわせ、約180点で構成いたします。こうした多様な表現を通じて、「ヨコスカ」という街の記憶を探り、現在の姿に触れることで、「ヨコスカ」の表現の未来性がみえてくることでしょう。
また関連事業として、「あの頃。横須賀の人々」と題し、市内で撮影された家族の思い出の写真を会期中展示いたします。
出品作家:秋山さやか、石内都、市川美幸、北井一夫、鈴木昭男、薗部澄、髙橋亜彌子、高橋和海、田村彰英、東松照明、浜口タカシ、藤田修、ホンマタカシ、森山大道、若江漢字
基本情報
期間 | 2013年4月27日(土)~6月30日(日) |
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休館日 | 5月13日(月)、6月3日(月) |
観覧料(税込) | 一般900(720)円、高大生・65歳以上700(560)円
*()内は20名以上の団体料金 *中学生以下および市内在住または在学の高校生は無料。 |
主催 | 横須賀美術館 |
特別協力 | 東京都写真美術館、横浜美術館
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助成 | 芸術文化振興基金
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関連イベント
街の記憶展関連ワークショップ「うまくならない写真ワークショップ@横須賀」
2013年5月12日 (日) 00:00〜
大山顕(“ヤバ景”フォトグラファー/ライター)
街の記憶展関連ギャラリートーク
2013年5月25日 (土) 00:00〜
2013年5月26日 (日) 00:00〜
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街の記憶展関連ギャラリートーク「子どものためのギャラリーツアー」
2013年6月10日 (月) 00:00〜
当館学芸員
街の記憶展関連講演会「はじまりの場所―横須賀と写真家」
2013年6月22日 (土) 00:00〜
倉石信乃(明治大学教授)