展覧会
嶋田しづ・磯見輝夫展 色彩とモノクローム
2016年2月6日 (土) 〜 2016年4月10日 (日)
休館日 3月7日(月)、4月4日(月)
嶋田しづ(1923~)は、女子美術専門学校、早稲田大学に学んだ後、1958年に国費留学生として渡仏し、以後20年、パリを拠点に活動をしてきました。彼女は油彩で、淡い色彩の浮遊物が漂っているような、軽快で透明感のある空間を作り上げています。帰国後は逗子に住み、油彩、水彩、版画など様々なメディアに取り組んでいます。
磯見輝夫(1941~)は、東京藝術大学の油画科、同大学院版画科に進んだ後、1978年頃から杉板を版木として用い、横に並べ継いで大型版画の制作を始めました。板と板との継ぎ目や、板目の違いによる刷りムラも取り込んだ、独自の力強い画風を確立させます。近年は重厚かつ繊細に、海面や地面に現れる様々な事象の変化を、版にとどめています。
色彩豊かでリズミカルな絵画を描き続ける嶋田しづ。モノクロームの木版画の可能性を探求する磯見輝夫。本展は、それぞれ最新作を含めた代表作で構成し、二人の作品世界の響きあいに出会う、またとない機会となります。
基本情報
期間 | 2016年2月6日(土)~4月10日(日) |
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無料観覧日 | 2月14日(日) |
休館日 | 3月7日(月)、4月4日(月) |
観覧料(税込) | 一般900(720)円、高大・65歳以上700(560)円、中学生以下無料
*()内は20名以上の団体料金 *市内在住または在学の高校生は無料 *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料 *前売り券は美術館受付、横須賀芸術劇場チケットセンター(横須賀芸術劇場1階、横須賀中央駅モアーズシティ1階)でお求めになれます。 |
主催 | 横須賀美術館 |
関連イベント
嶋田しづ・磯見輝夫展関連対談
2016年2月14日 (日) 00:00〜
磯見輝夫(出品作家)、建畠晢(多摩美術大学学長、埼玉県立近代美術館館長)
嶋田しづ・磯見輝夫展関連親子ワークショップ「カラフルキャンドルをつくろう」
2016年2月27日 (土) 00:00〜
大西春花(「ちいさなアトリエ」主宰)
嶋田しづ・磯見輝夫展関連ギャラリートーク
2016年3月5日 (土) 00:00〜
2016年3月26日 (土) 00:00〜
当館学芸員
嶋田しづ・磯見輝夫展関連イベント「横須賀美術館ギャラリーツアー アート&ディナー」
2016年3月12日 (土) 00:00〜
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横須賀美術館×YOKOSUKA軍港めぐり100万人達成イベント アート&クルーズ+ミニ軍港めぐり※悪天候のためクルーズは中止
2016年4月2日 (土) 00:00〜
当館学芸員