展覧会
矢崎千代二展 絵の旅
2018年11月17日 (土) 〜 2018年12月24日 (月)
休館日 12月3日(月)
世界各地を旅しながら、パステルによる鮮やかな風景画を多く残した、横須賀出身の画家・矢崎千代二(1872-1947)の作品を紹介します。 現在の横須賀市汐入に生まれた矢崎千代二は、早くから洋画を学び、東京美術学校で黒田清輝に師事、当時最先端だった外光派の画風を身につけました。1903(明治36)年の内国勧業博覧会に出品した《教鵡》(きょうむ)で3等賞を受賞、その後万国博覧会事務局員として渡米、さらにヨーロッパを巡遊します。帰国後は白馬会展や官展に出品を重ねました。 1918(大正7)年頃、それまでの油彩から、持ち運びや速写性、発色に優れたパステル画へと転向、国内外のさまざまな場所を訪れて制作するようになります。1927(昭和2)年には日本パステル画会の創設に参加し、パステルの普及、後進の指導につとめました。 横須賀市では、1987(昭和62)年に回顧展を開催して以来、矢崎の人物と作品の紹介を行ってきました。今回の回顧展では、こうした蓄積に、近年の新たな研究動向を加えて、地域ゆかりの画家についての情報集約と発信をはかります。
基本情報
期間 | 2018年11月17日(土)-12月24日(月・休) |
---|---|
休館日 | 12月3日(月) |
観覧料(税込) | 一般800(640)円、高大生・65歳以上600(480)円、中学生以下無料
*()内は20名以上の団体料金(前売りは11月16日まで) *高校生(市内在住または在学に限る)は無料 *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料 *前売り券は美術館受付、横須賀芸術劇場チケットセンター(横須賀芸術劇場1階、横須賀中央駅モアーズシティ1階)でお求めになれます。 |
関連イベント
矢崎千代二 絵の旅展 関連 講演会「矢崎流『絵の旅』の法則」
2018年11月18日 (日) 00:00〜
横田香世(京都府文化芸術課専門幹)
矢崎千代二 絵の旅展 学芸員によるギャラリートーク
2018年11月23日 (金) 00:00〜
2018年12月15日 (土) 00:00〜
当館学芸員
矢崎千代二 絵の旅展 関連 ワークショップ「わたしだけのパステルセットで、カラフル絵画に挑戦!」
2018年12月1日 (土) 00:00〜
松川佳代(画家)