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手話による作品解説の動画をポケット学芸員で公開しています。

※令和4年度第3期のみの期間限定公開

この度、当館では社会福祉法人 神奈川聴覚障害者総合福祉協会と連携して、同協会が制作・配信する手話による作品解説動画を、所蔵品展の観覧者に対し、スマートフォンアプリ「ポケット学芸員」を通じて試行的に提供しています。
先天的に聴覚に障害があり、手話を母語として生活している方の中には、書かれた文章の読み取りに困難を感じる方もいらっしゃいます。社会福祉法人 神奈川聴覚障害者総合福祉協会は、神奈川県聴覚障害者福祉センターの指定管理者であり、聴覚障害者へ手話や文字での情報提供を行っています。今回、聴覚障害者の社会参加促進の一環として美術館での活用を試みるものです。 このたびの試みを契機として、聴覚に障害のある方が、より気軽に美術館を訪れ、作品鑑賞を楽しんでいただくことを願っています。

期間:2022年10月1日(土)~12月25日(日) (令和4年度第3期所蔵品展の期間中)
対象作品:
・朝井閑右衛門《電線風景》
・朝井閑右衛門《薔薇(嘉靖青花唐子紋中壺)〈絶筆〉》
・三岸好太郎《金魚》
・飯田操朗《作品五》
・靉光《グラジオラス》
・滝波重人《汽水域 07-P-12 舵を切る、青の方へ》
・谷内六郎《光を使う燈台の子》


*スマートフォンアプリ「ポケット学芸員」で横須賀美術館の所蔵作品の解説を楽しむことができます。作品解説と作家略歴は英語でもご覧になれます。ご観覧中の作品をより深く知ることはもちろん、観覧前の予習や、観覧後に印象に残った作品をご自宅で楽しむことにも、ぜひご利用ください。

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