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ポケット学芸員に元NHKアナ・武内陶子さんのナレーションが加わりました

島田章三(1933~2016)は、横須賀出身で横須賀美術館初代館長をつとめた洋画家です。 1957年東京藝術大学在学中に国画会展に出品した《ノイローゼ》で国画賞を受賞。若手画家として画壇に華々しく登場したのち、1967年には第11回安井賞を受賞して評価を確かなものとしました。
令和6年度第2期所蔵品展では、当館が所蔵する島田作品の中から、東京藝術大学在学中に描いた《ひまわり》(1955年)、初期の代表作である《ノイローゼ》(1957年)をはじめ、安井賞を受賞した時期の《スザンナの部屋》(1967年)、故郷を描いた《横須賀》(1988年)、そして愛知県立芸術大学学長在任中に同大学構内を描いた《林の中》(2002年)を展示します。
ミュージアム展示ガイド「ポケット学芸員」では、上記作品の解説を元NHKアナウンサー・武内陶子さんのナレーションでお聞き頂けます。幼いころから美術に親しみ、「美術館をもっと身近なものしたい」という武内さんの思いにより実現しました。

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武内陶子(たけうち・とうこ)
元NHKアナウンサー 愛媛県生まれ。1991年NHK入局。在局中は朝のニュース番組をはじめ数多くの番組で司会、キャスターをつとめ、2003年には「第54回紅白歌合戦」の総合司会をつとめた。2023年にNHKを退職。現在はフリーとして活躍中。愛媛・伊予観光大使、大洲市きらめき大使。