展覧会

企画展

没後10年「長新太の脳内地図」展

2015年9月12日 (土) 〜 2015年11月3日 (火)

休館日 10月5日(月)、11月2日(月)


ナンセンスな絵本で子どもも大人も骨抜きにしてしまう絵本作家・長新太とはいったい何者だったのか? 没後10年、初期から晩年まで約300点の原画によってその脳内を探る展覧会。  

長新太(ちょう・しんた)は、1949年にマンガ家としてデビューした後、2005年に亡くなるまで漫画家、イラストレーター、エッセイスト、絵本画家として八面六臂の活躍をしました。とりわけ絵本の世界に「ナンセンス」の分野を切り開いたといわれる児童向け絵本の仕事は高く評価され、現在も世代を超えて多くの人々に愛されています。
本展は、絵本や子どもの本の原画のほか、大人向けに発表された漫画やイラストレーション、エッセイなどを10のテーマに分け、「イマジネーション」、「センスとナンセンス」の2部構成で紹介し、長新太の柔軟で斬新な発想の源を改めて探っていこうというものです。約300点にのぼる作品をとおして、迷宮のように広がる奇想天外な長新太の脳内にご案内します。  

なお、絵本作家として初期の作品となる『がんばれさるのさらんくん』(1958年)や、ページを繰るごとにがらりと変化する色調が美しくも楽しい『三びきのライオンのこ』(1961年)、ナンセンス絵本の傑作『ごろごろにゃーん』や、最晩年の作品『ころころにゃーん』など、当館でのみ出品される作品もあるので、この機会をぜひお見逃しなく。

基本情報

期間
2015年9月12日(土)~11月3日(祝・火) 
休館日
10月5日(月)、11月2日(月) 
観覧料(税込)
一般800(640)円、高大・65歳以上600(480)円
*()内は20名以上の団体料金 
*市内在住または在学の高校生は無料 
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料
主催横須賀美術館 
企画協力 ちひろ美術館、刈谷市美術館 
特別協力 宮城県美術館
制作協力 NHKプラネット中部
協力あかね書房、絵本館、偕成社、教育画劇、クレヨンハウス、佼成出版社、講談社、こぐま社、小学館、童心社、徳間書店、BL出版、ビリケン出版、福音館書店、復刊ドットコム、文渓堂、文研出版、ポプラ社、理論社
後援 絵本学会、子どもの本WAVE、(公社)全国学校図書館協議会、(一社)日本国際児童図書評議会、日本児童図書出版協会、(公社)日本図書館協会
出品目録 291KB

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