展覧会
没後40年
朝井閑右衛門展
2023年4月22日 (土) 〜 2023年6月18日 (日)
休館日 5月8日(月)、24日(水)、6月5日(月)
朝井閑右衛門(あさい かんえもん、1901~1983)は、戦後間もなく横須賀市田浦にアトリエを構え、約20年この地に住みながら独創的な作品を描き続けた洋画家です。
1936年に大作《丘の上》を文部省美術展覧会に出品し、文部大臣賞を受賞、一躍画壇の寵児となりました。しかし時代が戦争へと向かう中、中国へと赴き、諧謔味のある水墨画や風景画を手掛けます。
戦後は、厚塗りのガラス台鉢や電線風景など彼の代名詞となる連作や、詩人たちの肖像、ドン・キホーテなど空想の物語に遊ぶ人物や華麗な薔薇を生み出します。
本展は油彩、水墨画や素描の代表作に加え、朝井の知られざる収集品かつ作品世界をかたちづくる骨董、人形や、自筆の手帳、制作のための写真など約200点を紹介し、新たな魅力を検証します。
基本情報
会期 | 2023年4月22日(土)~6月18日(日) 開館時間 10:00~18:00 |
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休館日 | 5月8日(月)、24日(水)、6月5日(月) |
観覧料(税込) | 一般 1,300(1,040)円、高校生・大学生・65歳以上=1,100(880)円、中学生以下無料 *所蔵品展、谷内六郎館も観覧できます。 *( )内は20名以上の団体料金 *高校生(市内在住または在学に限る)は無料 *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料 |
主催 | 横須賀美術館 |
助成 | 芸術文化振興基金 |
- イラストミニガイド「朝井閑右衛門」
レストラン・アクアマーレ コラボメニュー
「朝井閑右衛門展」会期中、展覧会コラボメニュー「薔薇をイメージした 豚バラ肉のコンタディーノ」を提供中(ランチコース限定) 。
朝井閑右衛門の作品の一つ「薔薇」をイメージした一皿。色彩豊かな薔薇をエディブルフラワーで表現し、お肉は食べやすい柔らかい状態で提供しています。
箱根ラリック美術館併設レストラン エモア・テラス コラボメニュー
中にバニラたっぷりの杏のコンポート、トンカ豆のムースが入って、香り華やかなバラのムースで包みました。 レペテとは、フランス語で繰り返しという意味があります。 朝井閑右衛門は何度も何度も同じテーマを描いたと言われ、 その中で、最後に描かれた絵が薔薇でした。このケーキも 箱根ラリック美術館、箱根 エモア・テラス、横須賀美術館に、何度も足を運んでいただきたい、食べていただきたい。そんな想いからついた名前です。
関連イベント
ワークショップ「ビーズ刺繍のブローチづくり」
2023年5月5日 (金) 13:00〜
<講師>洋輔(手芸家・NHK Eテレ「すてきにハンドメイド」司会)
「没後40年 朝井閑右衛門展」講演会「めくるめき田浦の時代」
2023年5月14日 (日) 14:00〜
<講師>原田光(美術史家)
「朝井閑右衛門展」学芸員によるギャラリートーク
2023年5月20日 (土) 14:00〜
2023年6月3日 (土) 14:00〜
<講師>当館学芸員
コンサート カテリーナ古楽合奏団 「中世・ルネサンス音楽会」
2023年6月11日 (日) 18:30〜
<出演>カテリーナ古楽合奏団