展覧会
所蔵品展
令和5年度第2期所蔵品展
特集:没後20年 若林奮
2023年7月8日 (土) 〜 2023年10月1日 (日)
休館日 8月7日(月)、9月4日(月)
横須賀美術館では、年4回の所蔵品展を開催し、所蔵する日本の近現代の美術作品や、横須賀ゆかりの作家の作品などをご紹介しています。
今会期の特集では、「没後20年 若林奮」を開催します。今年は横須賀美術館前庭の屋外彫刻《Valleys(2nd Stage)》(1989年制作/2006年設置)の作者、若林奮(1936~2003)の没後20年にあたります。1960年代後半に鉄の彫刻作品によって若くして頭角をあらわした若林は、2度のヴェネチア・ビエンナーレへの出品や国内外の美術館での展覧会をとおして戦後日本を代表する彫刻家として高い評価を受けました。2003年に横須賀市に寄贈された《Valleys》が美術館前庭に設置されたのは作者没後の2006年のことです。遺志を継いだご遺族と関係者の協力のもと設置された作品は、開館から15年を経て繁茂する木々に囲まれ自然と一体化しつつ、ますます存在感を強めています。
展示室4、5ではValleys関連ドローイングをとおして若林奮の彫刻観をご覧いただき、展示室6、7では2003年制作のドローイングと小彫刻を展示し残り少ない日々の中で制作を続けた彫刻家の姿をご紹介します。
展示室8「朝井閑右衛門室」では、1952年に蔵前仮設国技館での大相撲を描いた「朝井閑右衛門の相撲絵」を展示します。
基本情報
会期 | 2023年7月8日(土)~10月1日(日) 開館時間 10:00~18:00 |
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休館日 | 8月7日(月)、9月4日(月) |
観覧料(税込) | 一般380(300)円、高校生・大学生・65歳以上280(220)円、中学生以下無料 *( )内は20名以上の団体料金 *高校生(市内在住または在学に限る)は無料 *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料 |
会場 | 地階 所蔵品展示室 |
主催 | 横須賀美術館 |
若林奮《Valleys(2nd Stage)》1989年制作/2006年設置、当館蔵
2023年撮影:山本糾
2023年撮影:山本糾
若林奮《89-125》
1989年、当館蔵
1989年、当館蔵
若林奮《2003年6月9日》
2003年、当館蔵
2003年、当館蔵
若林奮《飛葉と振動 サント・ヴィクトワールを見る》2003年、WAKABAYASHI STUDIO蔵
撮影:山本糾
撮影:山本糾