展覧会
驚異の細密表現展
―江戸・明治の工芸から現代アートまで―
2024年4月20日 (土) 〜 2024年6月23日 (日)
休館日 5月13日(月)、6月3日(月)
開港場であり居留地のあった横浜は、明治期には陶磁器の一大生産地であり、真葛焼に代表される「横浜焼」の精巧な細工や意匠は欧米の人々を驚かせ、大変な評判を呼びます。またこの地では洋家具をもとにして龍や松竹梅、鳳凰などの精密な彫刻をほどこした和洋折衷で輸出用の彫刻家具が制作されます。近年、横浜焼が里帰りしつつあり、また日本にほとんど残っていない貴重な彫刻家具の表現にも改めて注目が集まっています。
時代が変わっても、優れた技術を伴いつつ強烈な個性と芸術性をもつ作品は、人々を魅了してきました。近代においては西洋由来の写実的な表現として、迫真的な力強さを伴った絵画や彫刻が生まれています。今日においても自らの表現を突き詰める現代作家による注目すべき試みを見ることができます。 本展は、日本の江戸・明治期から現代における細密表現をキーワードにして、工芸、絵画、現代アートという幅広いジャンルから選りすぐった約100点を作品をご紹介し、その表現の多様性をご覧いただこうとするものです。
基本情報
会期 | 2024年4月20日(土)~6月23日(日) 開館時間 10:00~18:00 |
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休館日 | 5月13日(月)、6月3日(月) |
観覧料(税込) | 一般 1,300(1,040)円、高校生・大学生・65歳以上 1,100(880)円、中学生以下無料 *谷内六郎館も観覧できます。※所蔵品展フロアで「鈴木敏夫とジブリ展」を開催中のため、通常の所蔵品展は開催していません。無料スペース(2階ギャラリー)での朝井閑右衛門展のみ。 *( )内は20名以上の団体料金 *高校生(市内在住または在学に限る)は無料 *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料 |
主催 | 横須賀美術館 |
助成 | 令和6年度コミュニティ助成事業(地域の芸術環境づくり助成事業) 外部サイト |
お問い合わせ先 | 横須賀市コールセンター 046-822-4000(月~金曜日:8:00~18:00、土日祝休日:~16:00) |
1874年、府中市美術館蔵
明治前期、陶磁器、田邊哲人蔵(神奈川県立歴史博物館寄託)
1993年、平塚市美術館蔵
関連イベント
ギャラリートークボランティアによる「驚異の細密表現展」ギャラリートーク
2024年4月21日 (日) 14:00〜
2024年5月12日 (日) 14:00〜
2024年6月2日 (日) 14:00〜
2024年6月9日 (日) 14:00〜
2024年6月16日 (日) 14:00〜
2024年6月23日 (日) 14:00〜
「驚異の細密表現」展関連事業「じっくり観察して描いてみよう!つくってみよ う!」
2024年5月16日 (木) 10:00〜
2024年5月21日 (火) 10:00〜
2024年5月24日 (金) 10:00〜
当館学芸員
「驚異の細密表現展」関連アウトリーチ活動
2024年5月30日(木)
<講師>川田祐子(出品作家)